リバプール所属の日本代表MF遠藤航が、移籍報道に対する自身の考え方を明かすとともに、VfBシュツットガルト時代のチームメイトであるDF伊藤洋輝のバイエルン・ミュンヘン移籍にも言及した。
遠藤は今月23日放送の「ABEMAスポーツタイム」にゲスト出演。日本代表OBの槙野智章氏やお笑い芸人「見取り図」の盛山晋太郎氏から日本代表に関する質問を投げかけられる中、「日本代表選手同士で移籍の話はするのか?」という問いに対して、以下のように語っている。
「(日本代表のチームメイトに)『移籍したいの?』とは聞いたりしていて、『移籍したい』と言っているけど、それより深堀りはしない。『オファー来ているの?』という質問はしない。僕の考えとしては、公式発表されるまでは『興味がある』という話はたくさんあるので、そんなことを訊いても意味はないと思っている。公式発表を待とうかなというスタンス」
また、話題が伊藤のバイエルン移籍に及ぶと、遠藤は「報道で知ったし、(本人から事前に)聞いていなかった。代表合宿でも話していない」と、今月の代表活動(FIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選)で情報共有がなかったことを告白。
槙野氏から「チームメイトならば、(移籍に関して)報告しないのか?」と訊かれると、「今の選手は、情報を漏らしてはいけない、公式発表があるまで言えないという考えがある。それをしっかりと守っている感じ」と、モラル遵守の姿勢を覗かせた。