カーニー・チュクエメカ 写真:Getty Images

 ミラン(イタリア1部)が、チェルシー(イングランド1部)に所属するU-20イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ(20)の獲得に興味を持っているようだ。

 下部組織から育ったアストン・ビラでプロキャリアをスタートさせたチュクエメカは、2022年夏にチェルシーへ移籍。ダイナミックな推進力あるプレーが魅力的なボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで今季は負傷離脱などもあり、プレミアリーグ9試合の出場にとどまった。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、ミランがチュクエメカの獲得に興味を持っており、買取オプション付きのレンタルとい条件でチェルシーと交渉行っているとのことだ。チェルシーもこのオプションに満足しているようだ。

 また、チェルシーは過去にアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチとイングランド代表MFルーベン・ロフタス=チークをミランに売却。両選手ともに主力選手としてプレーしていることから、クラブ間の関係は良好であり、両クラブの交渉は順調に進んでいるようだ。

 また、オリビエ・ジルーが今季限りで退団したことから新たなストライカーの獲得に乗り出しているミランは、チェルシーが保有権を所持するベルギー代表FWロメル・ルカクに関しても協議を行っているとのこと。今季はローマ(イタリア1部)でプレーしたルカクは今季のセリエA32試合で13ゴールを記録していた。