パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、エバートン(イングランド1部)に所属するベルギー代表MFベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)の獲得に興味を示しているようだ。
ハンブルガーでプロキャリアをスタートさせたオナナは、リールでのプレーを経て2022年8月にエバートンへ完全移籍。長い手足のリーチを駆使したボール奪取とキープ力、前への推進力を併せ持った守備的MFで今季はプレミアリーグ30試合に出場して2ゴールを記録した。
フランス『フット・メルカート』によれば、今後に中盤強化を望んでいるPSGは、ベンフィカ(ポルトガル1部)でプレーするポルトガル代表MFジョアン・ネビスに関心を寄せているものの、高額な移籍金が障壁となっているという。その代替案として、今夏にドイツで開催されているユーロ2024で好プレーを続けるオナナに注目しているようだ。
また、エバートンは財源を補充するためにベルギー代表MFの売却を余儀なくされているため、PSGの関心が増す可能性もあるとのこと。エバートンは2027年夏まで契約を結んでいる同選手に移籍金5000万ユーロ〜6000万ユーロ(約86億2000万円〜約103億4000万円)を要求しているようだ。
なお、オナナには今冬にバルセロナ(スペイン1部)も関心を示しており、代理人に接触していたが、これ以上進展することはなかったようだ。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も何ヶ月に渡って同選手をモニタリングしていたようだが、現時点ではPSGのウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテへの関心を強めているようだ。