川村拓夢 写真:Getty Images

 J1リーグのサンフレッチェ広島から、6月24日にレッドブル・ザルツブルク(オーストリア1部)に完全移籍することが発表された日本代表MF川村拓夢。新天地では2028年夏までの契約期間となり、背番号は16に決定しているが、ザルツブルクでの最初のステップともいえる活動の様子を収めた動画が話題を呼んでいる。

 ザルツブルクの公式YouTubeで公開された動画の中では、川村がメディカルチェックを受ける様子やチームメンバーへの挨拶、トレーニング施設やグラウンドでのトレーニングの様子を楽しめる。

 動画内で特に気になったのが、ザルツブルクのクラブハウス施設の豪華さだ。ノアの箱舟の様な、どしっとした建物はレッドブルのロゴに渋味のある外観が印象的でどこか高級感を漂わせている。施設内にはセラピーや屋内のジムなどの施設も充実しており、さすがはエナジードリンク世界最大手の「レッドブル」が所有するクラブであることが伺える。コメント欄には、川村を応援するメッセージと共に施設の豪華さを称賛する声が寄せられていた。

 また、チーム関係者もザルツブルクは次のステップに進むには非常に適した環境であることを解説している。フランス1部リーグ所属モナコの日本代表FW南野拓実や、プレミアリーグ王者マンチェスター・シティのストライカーであるノルウェー代表FWアーリング・ハーランドも同チームから羽ばたいたことから、川村もレッドブルから”翼を授けられる”のか、今後の活躍に注目が集まるところだ。