浦和レッズは元日本代表DF酒井宏樹、MF岩尾憲、DFアレクサンダー・ショルツと複数選手が退団する中、FW二田理央の獲得を公式発表。ベルギー1部クラブ・ブルッヘで構想外であるMF本間至恩の獲得も決定的と報じられているが、古巣であるアルビレックス新潟の一部サポーターから同選手への批判が誹謗中傷が湧き起こっている。
本間は2022年7月に新潟からクラブNXT（クラブ・ブルッヘのセカンドチーム）へ完全移籍。加入1年目のベルギー1部リーグプレーオフで鮮烈なパフォーマンスを発揮したことにより、トップチーム定着が期待されていた。しかし、2023/24シーズンもトップチームでわずか5試合の出場と出番に恵まれず。ベルギー2部では23試合のスタメン出場で2ゴール6アシストと結果を残したが、現地では以前から「クラブ・ブルッヘで構想外」と伝えられていた。
すると、ベルギーメディア『Voetbal』が今月10日に「契約は2025年6月まで残っているが、トップチームでほとんどプレーしておらず、もはやクラブNXTのストーリーにも当てはまらない」とリポート。セルビア1部FKヴォイヴォディナ・ノヴィ・サドからの関心も報じられていたが、今月23日になって「浦和移籍が決定的」と日本の複数メディアが一斉に報じている。
また、『Voetbal』が「クラブ・ブルッヘは本間の獲得で、新潟に50万ユーロ（当時約7000万円）の移籍金を支払った」と伝えると、ネット上では移籍金額の低さなどを理由に「新潟にもっと移籍金残せよ」「7000万円しかないってがっかりする…」といった声が挙がっている。
この移籍金報道にくわえて、浦和行きの可能性に対する反発も噴出。新潟サポーターから「浦和がまた新潟から引き抜くのかよ」「新潟サポーターにとって、浦和に行くことは裏切り行為」「よりによって浦和かよ」などと、同選手への批判が相次いでいるほか、誹謗中傷と解釈可能なコメントも見受けられる。
