パリ・サンジェルマン(OSG /フランス1部)が、ローマ(イタリア1部)でプレーするU-21スペイン代表DFディーン・ハイセン(19)の獲得に興味を持っているようだ。
フランス代表DFリュカ・エルナンデスとフランス代表DFプレスネル・キンペンベが長期離脱中のPSG。加えて、昨夏にインテル(イタリア1部)からフリートランスファーで獲得したスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルのプレーにも懸念しているころから、PSGは今夏に守備強化を望んでいるようだ。
フランス『レキップ』によれば、リール(フランス1部)でプレーするU-21フランス代表DFレニー・ヨロの獲得が難しくなっていることから、PGGはその代替案としてハイセンに注目しているとのこと。保有権を所持するユベントス(イタリア1部)と2028年夏まで契約を残している同選手には移籍金2000万ユーロ(約34億4000万円)前後のようだ。
U-19代表まではオランダ代表としてプレーしていたものの、その1つ上のカテゴリーではスペイン代表に鞍替えしたハイセンは、2021年にユベントスの下部組織に加入。今年1月からはローマにレンタルで加わると、ビルドアップ能力やフィジカル能力の高さを武器に公式戦14試合で2ゴール1アシストを記録した。
なお、PSGは今夏に2人のセンターバックを加えたいと考えており、もう1人はフェイエノールト(オランダ1部)でプレーするオランダ代表DFルシャレル・ヘールトロイダだという。ただ、同選手はサイドバックでもプレー可能な万能型であることから、フランス王者は純粋なセンターバックを望んでいるようだ。