日本代表MF相馬勇紀は今月26日、ポルトガル1部カーザ・ピアACを期限付き移籍期間満了により退団。名古屋グランパス復帰の可能性がある中、カーザ・ピア時代のチームメイトであるブラジル人FWレオ・ナテルにJリーグクラブからの関心が報じられている。
現在27歳のナテルは、身長179cmで右利きのウインガー。ブラジル国内の複数クラブを渡り歩いた後、2022年8月にブラジル1部コリンチャンスからカーザ・ピアへ期限付き移籍。ただ、相馬とのポジション争いで後れをとったこともあり、2022/23シーズンのポルトガル1部リーグで4試合の出場に終わり、わずか1年で退団している。
カーザ・ピア退団後は、コリンチャンスの構想に含まれず、昨年夏にメルボルン・シティへ期限付き移籍。2023/24シーズンの豪州1部リーグで19試合にスタメン出場し、6ゴール4アシストと結果を残しただけに、他クラブからの関心が絶えないという。
ブラジルメディア『UOL』が今月18日に伝えたところによると、メルボルンがナテルの完全獲得に興味を示す一方、日本、韓国、中東クラブが同選手に関心を寄せているとのこと。また、ブラジルメディア『central de itaquera』は27日に「ナテルはコリンチャンスで構想外だ。ブラジル2部サントスが獲得の意向を示している」とリポート。国内外の複数クラブによる争奪戦の可能性がある。
なお、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ナテルとコリンチャンスの契約期間は今年12月まで。サントスはコリンチャンスに対して早期の契約解除を求めているという。