最近のケアンズにいらっしゃる日本人観光客の方を見ていると、ツアーのスケジュールに沿って大きなグループで行動するというより、個人で自由に旅行する方が多くなったように思います。

そうなると、車での移動が便利ですし、自分の行きたい場所に行きたい時に行けますからね。これからレンタカーでも借りてケアンズを巡ろうと思っている方も多いかと思います。

今日は、そんな車の運転を通じて見られるケアンズ事情をご紹介したいと思います。

目次

  1. 日本の人が持つケアンズの印象
  2. ケアンズの駐車事情
  3. ケアンズの街中で駐車してみよう

日本の人が持つケアンズの印象

ケアンズにいらっしゃる日本の方によく言われるのが、「ケアンズは道幅が広くていいね~、道の真ん中に車が止められるんだもの。」ということ。

駐車事情に見るオーストラリアの長閑なケアンズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

そうなんです。ケアンズでは、街の中心でもこのように道の真ん中にも駐車できるスペースがあり、道沿いの駐車スペースと合わせて使うことができます。

この真ん中の駐車スペースは駐車料金がかからないので街中駐車は人気で、なかなか真ん中のスペースには止められないかと思います(笑)

真ん中にも道沿い両側にも駐車スペースがあるのは、日本の方に広々とした印象を与えるかもしれませんね。

『ケアンズは広々としている』という日本の方の印象は、こういったロータリーが多い、ということからも感じられるようです。

駐車事情に見るオーストラリアの長閑なケアンズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

英語ではラウンドアバウトというのですが、ケアンズの至るところで信号の代わりにこういったラウンドアバウトが見られるのですが、これも広い道幅を確保できないと作れないですものね・・・

駐車事情に見るオーストラリアの長閑なケアンズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

このように、右から来ている車がいないか確認してから左に曲がりこむように入りますので、車を運転する時にお気を付け下さいね♪

ケアンズの駐車事情

これだけたくさん駐車スペースがあるならいつでもどこでも駐車できて便利♪、とみなさんは感じられるかもしれません。

けれどケアンズの人は、街中の駐車したいスポットでなかなか路上駐車する場所が見つからなくて面倒だな~と感じているのですよ。

そして、駐車料金にしても少し街の中心から外れれば無料ですし、料金がかかる箇所にしても24時間チャージされるというわけでもなく、日曜日や祝日は無料ですし、日本の都心の駐車料金と比べると大した金額ではないのですが、ケアンズの人にとっては、駐車料金が値上がりするたびに、嘆かわしいニュースとしてとらえられています。

ケアンズは「シティ」と名がついていますが、まだまだゆったりとした風情のある、広々とした土地が広がる、リラックス感満点の小さな街なんですよね♪

ケアンズの街中で駐車してみよう

それでは早速!ケアンズの街中で駐車してみましょう♪

ケアンズ市内には、駐車料金が無料の箇所も有料の箇所もありますので、ケアンズ市役所のマップを参考にしていただくとわかりやすいかと思います。

路上駐車が有料な場合、こういった、標識が見られます。

駐車事情に見るオーストラリアの長閑なケアンズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

標識の読み方は、3P:3時間パーキングできますという意味です。

TICKET:有料という意味なので券売機でチケットを買ってください。

ほかにも、

8:30am-6pm MON-FRI:8時半から18時まで平日有料
8:30am-2pm SAT:8時半から14時まで土曜日有料 となっています。

チケットは近くの券売機で買います。

駐車事情に見るオーストラリアの長閑なケアンズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ビザかマスターカード、あるいはオーストラリアの硬貨(10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドルコイン)が使えますが、おつりは出ません。街の中心での駐車料金は、基本的には1時間2ドル10セントです。

街の中にはparking inspectorsと言って、違反駐車を見張っている係員が見回っているので、パーキングチケットの時間切れにはご注意ください。

この方法だと、「駐車料金ちゃんと払おうと思ってるのに、最寄りの券売機が壊れてて、どこまで歩けばいいんだよ~」「ああ、ちょっぴり駐車時間切れで駐車違反になってしまった~」というような問題も発生することがあり(笑)、そういった状況からもケアンズののんびりとした日常ぶりをご覧いただけるかと思います。

車を使ってもっと自由な気持ちで旅行しながら、さらにケアンズの長閑な日常も謳歌してくださいませ!

文・写真・キャノン美佳/提供元・たびこふれ

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