アーセナル(イングランド1部)が、レアル・ソシエダ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFミケル・メリーノ(28)の獲得に興味を示しているようだ。
オサスナでプロキャリアをスタートさせたメリーノはボルシア・ドルトムントやニューカッスル・ユナイテッドを経て、2018年夏からソシエダでプレー。高水準なパス精度にパワフルさを武器としているボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで、今季は公式戦45試合に出場して8ゴール5アシストの数字を残している。
スペイン『スポルト』によれば、今夏に中盤の補強に乗り出しているアーセナルは、ミケル・アルテタ監督が日本代表MF久保建英のチームメイトであるメリーノの獲得を熱望している模様。スペイン人指揮官は同選手に直接プロジェクトを伝えているとのことだ。
また、メリーノはニューカッスルに在籍していたこともあり、プレミアリーグでの経験があることからアーセナルに加入できれば、新たな一歩を踏み出せると考えているようだ。スペイン代表MFは2025年夏に契約満了を迎えるソシエダとの延長交渉が停滞していることから、今夏の移籍金は2500万ユーロ(約42億7000万円)前後と見積もられているようだ。
なお、メリーノにはバルセロナも目を光らせているが、財政難の問題をクリアできた場合のみだという。同選手はバルセロナからの関心を理解しているが、この問題を解決するのに時間がかかることも把握しているようだ。