ルチャレル・ヘールトライダ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、フェイエノールト(オランダ1部)に所属するオランダ代表DFルチャレル・ヘールトライダ(23)の獲得に興味を示しているようだ。

 昨年3月にデビューを果たしたオランダ代表で10キャップを刻むヘールトライダは、フェイエノールト下部組織出身で2017年夏にトップチーム昇格。高い身体能力とビルドアップ能力の高さを武器に今季は公式戦47試合に出場してDFながら9ゴール5アシストを記録した。

 フランス『フット・メルカート』によれば、PSGは契約満了に伴い退団したフランス代表FWキリアン・ムバッペの後釜獲得に動いている一方で、並行して守備強化にも動いている模様。そのなかで、スポーツディレクターを務めるルイス・カンポス氏はモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの代役を探しているという。

 その候補としてヘールトライダに照準を当てているPSGはすでにオファーを提示しており、移籍交渉に時間を費やしたくないと考えているとのこと。日本代表FW上田綺世の同僚であるオランダ代表DFもフランス王者からの関心を歓迎しているようだ。

 なお、PSGはフランス代表DFノルディ・ムキエレやポルトガル代表DFダニーロ・ペレイラに良いオファーが舞い込めば、放出に応じるとのこと。また、昨夏にインテル(イタリア1部)からフリートランスファーで補強したスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルにも満足していないことからオファーに耳を傾ける姿勢のようだ。