インターネットリサーチなどを行う株式会社NEXERは、建設・不動産・医師専門の人材紹介を手がける株式会社RSGと共同で、転職に関するアンケート調査を実施しました。
転職エージェントを利用した経験のある男女218人が対象。転職エージェントを利用した際のさまざまな失敗談が明らかになりました。
具体的な失敗例
「転職エージェントに相談した際、失敗したと思ったことはありますか?」とたずねる質問には、37.2%が「ある」と回答しました。
具体的な失敗例としては「こちらの長所をいまいち活かせていない」、「思ったよりサポートが薄くて頼りなかった」、「自分の経歴ではマッチングできなかった」などが挙がったとのことです。
失敗の原因としては、「発信のしかた、伝え方が悪かった」など求職者側の準備不足、キャリア不足を挙げる人がいた一方、「エージェントの人が上手ではない人だったので相談する時間がムダに感じられた。もっと熟練した人が応対してほしかった」といった声もあったそうです。
7割近くが「こうすれば防げた」
失敗した経験があると回答した人のうち67.9%は、「その失敗を『こうすれば防げた』と思うことはありますか?」の問いに「ある」と答えました。
そう思う理由としては、「もっとよく口コミで情報収集すべきだった」、「もう少し小規模のサイトで手厚くサポートを受ければよかった」などの意見があったとのことです。
NEXERは調査結果を受け、「転職エージェントに相談する際は自身のキャリアを見つめ直すことも大切だが、本当に自分の人生を任せるパートナーになれるかどうかを見極める必要がある」としています。
調査概要
調査期間:2024年6月2日(日)~ 6月9日(日)
調査主体:株式会社NEXER
調査対象:事前調査で「転職エージェントに相談したことがある」と回答した全国の男女
有効回答数:218サンプル
調査方法:インターネット調査
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
<参照>
【転職エージェントへ相談して失敗した経験】37.2%が「ある」どうすれば防げた?