ユベントス(イタリア1部)が、ニース(フランス1部)に所属するフランス代表MFケフラン・テュラム(23)の獲得に興味を示しているようだ。
バルセロナやユベントスで活躍した元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏を父に持ち、兄はインテルでプレーするフランス代表FWマルクス・テュラムであるケフランは、モナコでプロデビューを果たすと、2019年夏にニースへ移籍。アグレッシブなプレースタイルと恵まれたフィジカルが売りの守備的MFで今季はリーグ・アン27試合に出場して1ゴール1アシストを記録した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、アストン・ビラ(イングランド1部)でプレーするブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得が決定的となっているユベントスは次なる補強として、テュラムの獲得に向けて動いている模様。すでに選手サイドと交渉を行っているようだ。
また、ユベントスは今季のセリエA31試合に出場して5ゴール3アシストを記録したフランス代表MFアドリアン・ラビオとの契約が今月末に失効となる見込み。ユベントスはラビオとの契約延長に動いているが、仮に退団となった場合はテュラム獲得に向けた動きを強めるようだ。
なお、フランス代表MFとニースの現行契約は残り1年となっており、ユベントスは移籍金1500万ユーロ〜1800万ユーロ(約25億7000万円〜約30億8000万円)で獲得できると見込んでいるようだ。