マクシミリアン・バイエル 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、ホッフェンハイム(ドイツ1部)に所属するドイツ代表FWマクシミリアン・バイアー(21)の獲得に興味を示しているようだ。

 ホッフェンハイム下部組織出身のバイエルは2020年にトップチームデビューを果たすと、2021年夏からハノーファーへのレンタル移籍を経験。昨夏にレンタルバックすると、抜群のスピードを武器にブンデスリーガ33試合に出場して13ゴール3アシストの数字を残した。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、エンツォ・マレスカ新体制で今夏に新たなストライカーの獲得に乗り出しているチェルシーがユーロ2024のドイツ代表メンバーにも選出されたバイアーに具体的な関心を示しており、ここ数日で情報を集めているという。

 しかし、ドイツ代表FWにはプレミアリーグの複数クラブが獲得に乗り出しているほか、今季のブンデスリーガで無敗優勝を達成したバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)も補強リストに含めているとのこと。また、同選手がホッフェンハイムを離れるときは、すべて完璧にフィットする場合のみのようだ。

 また、ドイツ代表FWを巡る争奪戦はチェルシーがポールポジションにいるわけではないようだ。なお、同選手には3000万ユーロ(約51億2000万円)のリリースリリース条項が存在しており、そのほかに給与面と契約金が必要になっているようだ。