レアル・マドリード(スペイン1部)が、ボローニャ(イタリア1部)に所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の獲得に興味を示しているようだ。
昨夏に主将に就任したスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスの去就が不透明となっているマドリード。その後釜としてリール(フランス1部)に所属するU-21フランス代表DFレニー・ヨロの獲得に興味を持っているとされているが、高額な移籍金が必要な上にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)などとの争奪戦が待ち受けている。
スペイン『スポルト』によれば、マドリードはヨロの代替案として他のオプションも模索しており、カラフィオーリをリストアップしているとのこと。マドリードはイタリア代表DFが、クラブの移籍方針に完璧に適合すると考えており、移籍金も手頃だと考えているようだ。
ただ、現在ドイツで開催されているユーロ2024に参戦しているカラフィオーリにはトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)やユベントス(イタリア1部)など複数クラブが視線を注いでいるとのことだ。
ローマ下部組織出身のカラフィオーリは2020年にトップチーム昇格を果たすと、ジェノアやバーゼル(スイス)でのプレーを経て、2023年夏にボローニャへ移籍。対人守備の強さや卓越した足元の技術を活かしたビルドアップ能力を武器に今季は公式戦37試合に出場して2ゴール5アシストを記録した。