ブラジル2部オペラリオ・フェロヴィアリオEC所属MFジャシーに、Jリーグクラブが関心を寄せている模様。MF安部柊斗(元FC東京)擁するベルギー2部降格のRWDモレンベークも移籍先候補に挙がっているという。
現在26歳のジャシーは、身長190cm以上で右利きのセントラルミッドフィルダー。パイサンドゥSCなどブラジル国内の複数クラブを経て、今年1月にフェロヴィアリオECへ加入。今季はパラナ州選手権で全15試合中8試合、ブラジル2部リーグではここまで11試合中4試合でスタメン出場している。
ブラジルの移籍市場に精通しているジャーナリストのファビオ氏は今月17日、ジャシーの去就について「モレンベークがフェロヴィアリオECへジャシーの獲得オファーを提示した。しかし、日本国内クラブとの競争を強いられることになる。日本側もオファーを提示している」とリポート。日本のクラブ名は明かしていないものの、すでに争奪戦が繰り広げられているという。
一方、モレンベークは今季ベルギー1部リーグで最下位に終わると、下位4クラブによるプレーオフでも2勝1分3敗。2部自動降格圏を抜け出せずにシーズンを終えた。また、
昨年7月にFC東京からモレンベークへ完全移籍した安部は、リーグ戦27試合に出場して1ゴールをマークも、レギュラー定着には至らず。それでも2部降格プレーオフでは6試合中5試合のスタメン出場で2ゴールと結果を残している。
なお、安部とモレンベークの契約期間は2026年6月まで。現時点で今夏退団の可能性が報じられていないだけに、来季中盤でブラジル人のジャシーとポジション争いを繰り広げるかもしれない。