24年ぶりに北朝鮮を訪問し歓迎を受けたロシアのプーチン大統領だが、北朝鮮の地に降り立ったロシア大統領は“影武者”であるとの噂が渦巻いている――。
■北朝鮮を訪れたプーチンに“影武者”疑惑
ロシア国営メディアは、プーチンが19日未明、同じく独裁者である金正恩の招待で友好的な公式訪問のため北朝鮮に到着したと報じ、平壌国際空港で大統領とされる人物が政府専用機の階段を降りてくる動画が公開された。
プーチンが金正恩に会いに駆け寄り、抱きしめる――。これは事情通たちが最初に気づいた違和感の一つであるという。本物のプーチンは実際にはハグが嫌いだというのだ。二人は友好的な会話を続け、笑いながら、真の世界指導者らしくお互いの腕や背中を軽くたたき合っている。あまりにも“西側ナイズ”された指導者の仕草である。
英紙「Daily Star」によれば、ネット上の事情通たちは、撮影されたプーチンの北朝鮮到着についてすぐにコメントし、ある者は実際に滑走路に降り立ったのが本物のロシア大統領かどうかはわからないと指摘した。そもそも替え玉疑惑が報じられたのは今回が初めてではない。
事情通たちは彼の顔が腫れぼったいことや、まるで好々爺のような角が取れた老人っぽい仕草が本物のプーチンとは違っていることを指摘している。
「プーチンが本当に北朝鮮に行ったかどうかはわからない」
「今日見た彼の動画は、彼が民間人と会うときに使う、人懐っこくて頭がふくれているハグ好きの替え玉だった」
「あれはプーチンの替え玉だ。他人に触れることを恐れず、おじいちゃんのように見える年老いた臆病な替え玉だ」
北朝鮮にやって来たプーチンが本物でないことを訴えるコメントがXなどに続々と投稿されていたようだ。北朝鮮にやって来たプーチンは“影武者”なのだろうか。
「Daily Star」はかつてウクライナ軍の情報機関筋から入手した情報によると、プーチンには少なくとも3人の影武者がいて、24時間体制で管理下にあると報じている。
ロシアの独裁者が公式行事に影武者チームを使っているという噂は以前から流れている。健康状態が急激に悪化した際や、身の安全が脅かされる行事への出席などのために、影武者が常にスタンバイしているというのだ。彼らは単にソックリさんというだけでなく、整形手術を受けていると考えられている。
報道によると、偽プーチンはロシアの秘密諜報機関によって常に管理下にあり、私生活はないに等しいという。
ウクライナ報道官のアンドリー・ユソフ氏は「彼(影武者)らは常に管理下で暮らしている。彼らは明らかに自分自身に属していない人々だ。だから、彼らの運命が、うらやましいものではないことは明らかだ」と説明し、彼らは整形手術を含む絶え間ない修練を受けており、常に完全な政府のコントロール下にあるという。
ユソフ氏は影武者たちは完全に別々の環境で暮らしており、同時に外出しているところを目撃されないように細心の注意が払われていると付け加えた。
「彼らは同じ街に一緒に住んでいません。プーチン大統領が二人同時にテニスすることがなければ、一緒にお茶を飲むこともありません。まぁ、そんな(あり得ない)写真が撮られることはありません」(ユソフ氏)
このプーチンは影武者の1人なのか。だとすれば本物のプーチンは今どこで何をしているのか。ウクライナでの戦火の行方はもちろん、ロシアとプーチンの動向は引き続き世界の最大の懸案事項の一つであることは間違いない。
参考:「Daily Star」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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