■出張続きでも元気でいる癒しの魚と植物たち
●Tessyさん/@teshi_aqua (※その他の写真は【関連画像】を参照)
Tessyさんがアクアリウムに惹かれたのは4年ほど前。「前の住まいで、ちょっと緑が欲しいなと思ったのがきっかけでした」。
そんなときネットでボトルアクアリウムを知った。ガラス容器に水と水草、少しの魚を入れれば自然の循環が生まれ、世話の手間も少ない。インテリア的にもきれいだ。
幼少期に故郷の川で魚を取って育てたこともあったが、その頃の水槽とはまったく違う美しさに胸が踊った。最初は試しに1個。楽しくなって2個3個となり、やがて多肉植物などへも趣味は広がった。ついに手狭になり、今のワンルームマンションに越した。
ワンルームとはいえ袖壁で2つに区切られている部屋だ。そのリビングに相当する部分すべてをアクアリウムと植物を楽しむ場所にしようと、白いクロス壁には緑が映えるコンクリート調の壁紙を貼り、TVを置くのもやめた。
いくつも下げたペンダントライトは皆、植物育成用のLEDだ。
「生活の場に使うにはかなり眩しいです。でも日当たりのない室内で、植物はよく育ちますよ」
水槽内の植物は水に揺れる藻だけかと思えばさにあらず。水面から大きく伸びて葉を茂らす〝木〟の姿には驚くばかりだ。その幹の間をエンゼルフィッシュやネオンテトラが気持ちよさそうに泳ぐ。
仕事では長い出張も多いTessyさんだがアクアリウム内の環境と自動給餌装置、つけっぱなしのライトや暖房などのおかげで問題ないそうだ。
「出先でもつい水槽に使えそうな流木など買って、帰りの荷物に困ることも多いです(笑)」
この趣味を通して水槽&植物仲間も増えた。多忙な日々の中、緑と水と生き物がつくる心地良い空間でゆっくりグラスを傾ける時間。それが至福のひと時だ。
●PICK UP
育てながら出番に備える容器内の愛らしい水草
直径12㎝ほどの蓋付きガラス容器に、水中でも湿地でも育つタイプの水草。姿を楽しみつつ、育ったら株分けして水槽内にも植える。
●ROOM DATA
広さ/28㎡
使用年数/2年半
趣味/アクアリウム、
観葉植物&珍奇植物
文/秋川ゆか
提供元・男の隠れ家デジタル
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