明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現7位)は、6月22日にカンセキスタジアムとちぎで行われる第21節栃木SC(現19位)との試合に向け囲み取材を行った。
千葉は第20節徳島ヴォルティス戦にFW小森飛絢の今シーズン10得点目となるゴールで勝利(1-0)。第18節のファジアーノ岡山戦(2-1)以降、天皇杯を含め公式戦4連勝と好調を維持している。次節の対戦相手である栃木には前回対戦(第8節)で8-0と大勝しており、良いイメージで試合に臨めるはずだ。小林慶行監督は「前半戦の経験を血肉として成長できている。チームとして積み上げてきたものがチャンスに繋がっている」と白星続きの現状についてコメントした。
栃木戦については「監督が代わり前に前にという躍動感が出ていますし、前回対戦の結果から栃木がホームゲームをどのようなメンタリティーで臨んでくるかをチームで共有する必要があります」と語った。さらに「直近でも、自分たちが難しい試合を物にできているのは、目標に対する本気度をピッチ上で表現できているからです。日々のトレーニングを100パーセントでやって試合に臨みます」と話し、ベクトルが常に自分たちに向いていることを示した。
この日の取材で「目標はJ2優勝」と発言した小林監督。試合に勝ち続けることはもちろん、指揮官が改めて目標を公言したのは、チームをより団結させるためのものだろう。首位清水エスパルスとの勝ち点差は10。次節も確実に勝利したいことは確かだ。