橋岡大樹 写真:Getty Images

 ルートン・タウン所属の日本代表DF橋岡大樹は今月21日、EURO2024(欧州選手権)デンマーク対イングランドのゲスト解説としてインターネットテレビ局『ABEMA』に出演。プレミアリーグでプレーに関する自身の発言で、浦和レッズ時代のチームメイトである槙野智章氏から指摘を受けている。

 同選手は2023/24シーズン途中までベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)の主力選手として活躍。VfLボーフムをはじめ複数クラブからのオファーが報じられる中、今年1月末にルートンへ完全移籍すると、プレミアリーグで10試合に出場。ただ、ルートンが2部降格となっただけに、今夏の去就に注目が集まっている。

 今月上旬にFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選2試合を戦った橋岡は、そのまま日本でオフを満喫。デンマーク対イングランドで解説デビューを飾っているが、槙野氏と終始和やかな雰囲気で番組は進行した。

 試合後、槙野氏から「浦和時代と比べると、カメラの前での発言を含めてかなり上手くなったという印象はある。ただ、もう少し話を短くして伝える必要がある」と、言語化の能力アップを求められた橋岡。実況の下田恒幸アナウンサーから、プレミアリーグでのプレーを通じて発見したことを訊かれると、リバプール所属MF遠藤航からのメッセージを交えながら、以下のように述べている。

 「(ベルギー1部とプレミアリーグだと)全然違う。遠藤選手(遠藤航)に『プレミアリーグとブンデスリーガどうですか?』と訊いたら、『やっぱりプレミアリーグのレベルは凄いよ』と言っていた。そういう話を聞いたら、まだまだだけどプレミアリーグでプレーできている自分が凄いなと思った」

 ただ、この”自画自賛発言”に対して、槙野氏は「自分が凄いなと言ってはダメだよ。今すごく時間かけて話していたけど、内容が薄い。もっと短く言えた」と、満面の笑みを浮かべながらダメ出し。これには橋岡も笑ったが、「今、午前3時だよ。みんな寝てしまうよ」と突っ込んでいる。