パリ五輪U23日本代表メンバー入りが期待されているボルシアMG所属FW福田師王が、Jリーグを経由せずに高卒で海外挑戦をした理由を告白。神村学園時代にヴィッセル神戸をはじめJリーグ複数クラブからのオファーを拒否したという。
同選手はインターネット動画配信サービス『DAZN』で今月20日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」にゲスト出演。日本代表OBである内田篤人氏との対談で、幼少期から学生時代、そして高卒での海外移籍について語っている。
この対談で、「神村学園が強かったし、人工芝でプレーしたいという憧れがありました」と、神村学園進学の理由を明かした福田。内田氏からJクラブからのオファーの有無を訊かれると、「中学3年生の頃に初めてオファーが来ました。ヴィッセル神戸さんですね」と回答。自身は高校2年時にアルビレックス新潟からオファーを受けていたという内田氏は、オファーが届く時期の早さに仰天している。
また、同選手は高校卒業までおよそ10クラブからオファーが届いたことも明かすと、「海外の話は高校3年生の夏ですね。Jリーグだと試合に出られない、厳しいと感じて、海外だとセカンドチームから育成してくれると言われて(海外挑戦を選択しました)」と、海外挑戦の理由もあわせて語っている。
神村学園からボルシアMGのU19チームへ加入したことにより、注目を浴びている福田。昨年7月から12月にかけてドイツ4部リーグ14試合の出場で5ゴールを挙げると、今年1月にトップチームへ昇格。日本代表DF板倉滉とともにブンデスリーガの舞台に立っただけに、今後のさらなる活躍が期待される。