マティ・キャッシュ 写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)が、アストン・ビラ(イングランド1部)に所属するポーランド代表DFマティ・キャッシュ(26)の獲得に興味を持っているようだ。

 ノッティンガムでプロキャリアをスタートさせたキャッシュは、2020年9月に5年契約でアストン・ビラへ移籍。サイドハーフ時代に培った攻撃センスだけでなく、足元の技術に優れた右サイドバックで、今季はプレミアリーグ29試合で2ゴール2アシストを記録した。

 イタリア『スカイ』によれば、右ウイングバックを主戦場に今季のセリエA31試合で4ゴール5アシストを記録してスクデット獲得に貢献したオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースとの延長交渉は停滞しているという。そのため、インテルはその後釜としてミラン(イタリア1部)も目を光らせているキャッシュに注目しているようだ。

 なお、2025年夏に契約満了を迎える同選手は「インテルは本当に素晴らしいクラブで、僕は心から愛している。チームメイトもファンも僕にとって家族みたいなもの。僕たちはしばらく契約更新について話してきたが、クラブは財政難に陥っていた。オーナーも変わったから、ユーロの大会中か、あるいはその後にどうなるか見てみよう。プレミアリーグが大好きだし、僕のプレースタイルはイングランドのサッカーに合っている。でも、3年間で6つのトロフィーを獲得したインテルでプレーできるのは、神の恵みだよ」とクラブへの満足感を語りながらも、移籍を仄めかしている。