リッカルド・カラフィオーリ 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、ボローニャ(イタリア1部)に所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の獲得に興味を示しているようだ。

 今季もここまで公式戦32試合に出場しているスペイン代表DFマリオ・エルモソとラ・リーガ23試合に出場したモンテネグロ代表DFステファン・サビッチがフリーで退団するとの見方が強まっているアトレティコ。そのため、今夏に守備強化に着手しており、日本代表MF久保建英の同僚であるレアル・ソシエダのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの獲得に動いているとされている。

 スペイン『アス』によれば、アトレティコによれば、ディエゴ・シメオネ監督は今夏に新たなセンターバックを2人獲得したいと考えており、バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)のエクアドル代表DFピエロ・インカピエに興味を持っているとのこと。しかし、同選手に設定されている5000万ユーロ(約84億8000万円)というリリース条項がネックになっているようだ。

 そして、アトレティコはその代替案としてカラフィオーリを興味深い代替案と考えているとのこと。ただ、イタリア代表DFにはユベントス(イタリア1部)とトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)も熱視線を送っているようだ。

 ローマ下部組織出身のカラフィオーリは2020年にトップチーム昇格を果たすと、ジェノアやバーゼル(スイス)でのプレーを経て、2023年夏にボローニャへ移籍。対人守備の強さや卓越した足元の技術を活かしたビルドアップ能力を武器に今季は公式戦37試合に出場して2ゴール5アシストを記録した。