レアンドロ・ドミンゲス 写真:Getty Images

 柏レイソル、名古屋グランパス、横浜FCでのプレー経験を持つブラジル人FWレアンドロ・ドミンゲスが、自身の闘病生活に言及。がんを患っている一方、現地で囁かれている噂を否定した。

 ブラジルメディア『B news』が今月19日に報じたところによると、同選手は2022年から闘病生活を余儀なくされているが、ネット上では「彼は今月、危篤状態で入院した」という情報が飛び交っていたという。

 しかし、本人は『Ecv Gols』のインタビューで「移植の手術を受けてから4か月が経つけど、神様に感謝しているよ。僕は元気だ。自宅にいるし、順調に回復している」と語るなど、症状が重くないことを強調。ブラジルや日本のファン・サポーターから安堵や励ましのメッセージが多く届いている。

 レアンドロはECヴィトーリア、クルゼイロなどブラジル国内の複数クラブを経て、2010年に柏へ移籍。ネルシーニョ監督のもと、来日1年目J2リーグで13ゴールを挙げてJ1昇格に貢献すると、翌2011シーズンにはJ1で15得点をマークするなど絶対的ストライカーとして活躍し、J1のタイトルを獲得。2014シーズン途中まで柏でプレーした後は、1年半にわたり名古屋に在籍も、相次ぐ負傷離脱により結果を残せず。2015シーズン終了後に一度ブラジルへ戻ったが、2017年6月に横浜FCへ加入すると、同クラブで3年半にわたりプレー。2019シーズンにはJ2リーグで6得点とJ1昇格に貢献したものの、翌2020シーズンはJ1リーグでわずか8試合の出場にとどまった。