ソーシャルVRプラットフォーム・VRChatを運営するアメリカのVRChat社は、従業員の30%にあたる人員をレイオフしたと同社の公式X上で発表しました。画像付きの投稿でレイオフの背景を説明しています。

投稿の中では、現在のチーム規模は、ビジネスの健全性と成長を支えるには大きすぎる(従業員を過剰に採用しすぎた)ためにこの難しい判断に至ったことや、退職する従業員について「退職手当や医療保険など充実したキャリア支援を提供」するとしています。また、VRChat公式サイトのフォーラムでは、従業員によってVRChat社のCEOからのメールが公開されており、その中では「2022年にVR産業の成長が鈍化し、それとともにVRChatの成長も鈍化した」とメタバース市場全体の苦境についても説明されていました。

国内でもDLE、シャノン、monoAi technologyなどメタバースに関わる事業を展開する上場企業がメタバース関連事業での損失を発表しており、スタートアップ系ではメタバースライブサービスのVARKがサービスを終了するなど、市場の苦戦が伺えます。

提供元・RTB SQUARE

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