【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

個性的なマスク。1950年代、モータースポーツシーンで大活躍

1955年式トライアンフTR2。TR2はTR8まで続くTRシリーズのファーストモデル。1953年8月にデビュー。1955年10月のマイナーチェンジでTR3にスイッチするまで8636台が生産された。TR2の特徴は優れたパフォーマンス。1991ccの直4OHVユニット(90ps)を搭載し170km/hのトップスピードを楽々とマークした。0→402m加速は18.6秒でクリア。モータースポーツシーンでも活躍し、1954年の英国RACラリーでは1/2/5位を獲得。ミッレミリアやル・マン24時間レースでも好成績を収めた。

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

リアスタイル/スタイリングはトライアンフの社内デザイナーだったウォルター・ベルグローズが担当。リアのブレーキランプはナンバープレート上部に配置した小型サイズ。左右のランプはウインカー

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

エンジン/アルミ製ヘッドを持つ2リッターユニットはSUキャブレターを2連装。吹き上がりはシャープ

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

フロントマスク/小型のグリルがTR2の特徴。TR3以降はワイドなフロントグリルに変更された。ヘッドライトは個性的な「寄り目」形状

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

ワイヤーホイール/取材車のセンターロック式ワイヤースポーク・ホイールは当時の純正オプション。タイヤ&ホイール交換時は写真のハンマーでホイール中央のスピナーを叩く

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

マフラー/エグゾーストパイプは大径のシングル形状。豪快な排気音を奏でる

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

インテリア/ステアリングは大径サイズ。ドライビングポジションを決めると、ドアの切り欠きから腕を突き出すスタイルが自然と決まる

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

シート/取材車のシートは上質な本革に張り替え済み。運転席には前後スライド機構が付く。助手席は固定式。座り心地は意外にソフト

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

リアスペース/2シーターながら、ル・マン24時間レースの出場規定に合わせてリアシート状のクッションを装備する

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

スペアタイヤ/リアパネルの内側にスペアタイヤが格納されている。

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

トランクキャリア/リアに革製トランクを括り付けるのが1950年代の旅スタイル

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

ハードトップ/取材車は純正タイプと同じデザインのFRP製ハードトップを装備する

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

メーター/速度計は120mph(192km/h)まで刻印。タコメーターのレッドゾーンは5000rpm以上

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

センターメーター/英国スミス製の補助メーターをセンターにレイアウトする

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

トランスミッション/取材車はクロースレシオの5速仕様にトランスミッションを交換済み

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

ペダル/足元スペースは狭い。各ペダルの間隔はタイト。取材車は非純正のフットレストを装着

【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ