〜トコジラミ対策でホテルの印象は180度変わる! 宿泊施設のトコジラミ対策アピールに「64.3%」が好印象と回答!〜
調査サマリー
・ここ1年以内に国内の宿泊施設に宿泊した人は48%
・インバウンド観光客が増加する国内のホテル等の宿泊施設に対しての印象は「どちらでもない」が約半数の51.6%
・宿泊施設でのトコジラミなどの害虫対策は、衛生面での不安要因として4番目に高い割合(31%)で挙げられた
・実際の宿泊施設利用者の63.5%がトコジラミ対策の有無を気にしていた
・宿泊施設がトコジラミ対策をアピールすれば、64.3%の人が好印象を持つと回答
・海外からのインバウンド観光客が増加している日本国内のホテル等の宿泊施設で宿泊する際、今までより重視することが増えた項目として、51.7%が客室の衛生管理を、40.4%がトコジラミ等の害虫対策を重視すると回答
・ホテル(67.9%)に次いで、病院(39.6%)や公共交通機関(36.6%)でのトコジラミ対策にも関心が高まっている
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:10代~80代の全国の男女
有効回答数: 1000
調査実施日:2024年05月23日
調査背景
近年グローバル的な観光需要の高まりに伴い、日本を訪れる外国人観光客が急増し、この傾向は今後さらに加速すると予想されています。それに伴い害虫であるトコジラミの相談が過去最多となり、宿泊施設におけるトコジラミの問題も深刻化していることが見受けられます。トコジラミは衛生害虫として知られ、適切な対策を講じないと宿泊客に大きな不安を与え、施設の評判を損なう恐れがあります。欧米などではすでに大きな問題となっていますが、日本ではまだトコジラミへの意識が低く、宿泊施設側も十分な対策を講じていない状況にあるようです。
このような状況を踏まえ、当社8thCAL株式会社では「インバウンド観光客増加とトコジラミ対策に関する宿泊施設利用者の意識調査」を実施しました。この調査を通じて、トコジラミ対策の重要性を示すとともに、お客様のニーズを正確に捉えた対策を提案することで、サービス品質の向上と安心・信頼の確保を図ります。また調査結果は日本国内の宿泊施設がトコジラミ対策を実施するための有力な根拠にもなることも期待しています。
調査結果
新型コロナウィルスによる行動制限が収束し、回復した観光需要の高まりを受けて、国内の宿泊施設の利用者数は急増していると見られます。
今回の調査でも「ここ1年以内に日本国内のホテルや旅館などの宿泊施設に宿泊したことがある人」は48%と、約半数近くに上る結果となりました。この結果から、多くの人々が実際に国内の宿泊施設を利用している現状が明らかになり、インバウンド観光客の増加に加え、国内旅行の需要も根強いことがうかがえます。
そんな直近のインバウンド観光の需要の高まりに対して、ポジティブに捉える人もいれば、ネガティブに捉える人もいます。
「直近の海外からのインバウンド観光客が増加する国内のホテル等の宿泊施設に対してあなたはどのような印象を持っていますか?」との設問では、「どちらでもない」と答えた方が51.6%と最も多数を占めました。
一方で、「良い印象を持っている」と回答した方が24.9%、「悪い印象を持っている」と答えた方が23.5%と、概ね同程度の割合となっています。
この結果から、インバウンド観光客の増加に伴い、国内の宿泊施設への印象が二極化していると推察されます。
印象に極端な違いが生じている背景としては、施設ごとのサービス水準のばらつきや、旅行目的、利用シーンなどが影響していると考えられます。増加する外国人観光客をはじめ、多様な宿泊ニーズに適切に対応していくためには、施設間での更なる底上げが求められています。高い水準の宿泊サービスを安定的に提供できる環境づくりが、良い印象を広く持ってもらう上で重要になってくるでしょう。
次に、「海外からのインバウンド観光客が増加する日本国内のホテル等の宿泊施設で宿泊する際にあなたが気になることをすべてあげてください」といった質問を行ったところ、従来から指摘されている「公共の場での大声や騒がしい振る舞い」が52.9%で最多となりました。
次いで「列に並ばないなどルールを守らない行動」45.9%、「公共の場所へのゴミのポイ捨て」45.1%と、一般的なマナー違反への懸念が上位を占めています。
しかし、今回の調査で注目すべきは、「トコジラミなどの害虫」が31%と4番目に高い割合で挙げられた点です。
この数値は「不十分な清掃や衛生管理」29.2%とほぼ同等であり、宿泊施設の衛生面での不安が以前にも増して高まっていることがうかがえます。
近年のインバウンド需要の高まりを受けて、宿泊施設の混雑や苦情トラブルなどマナー面での懸念は以前から指摘されていましたが、今回害虫対策の必要性が新たな課題として顕在化したと言えるでしょう。
宿泊を快適に過ごすための必須の環境整備としてトコジラミ等の害虫対策にしっかりと取り組む必要があることが明らかになりました。
実際に、「自分が宿泊予定の国内ホテルや旅館などがトコジラミ対策を行っているかどうか」について尋ねた設問では実に、 63.5%の方が「気になる」と回答しています。(「非常に気になる」27.4%「やや気になる」36.1%)
この結果から、実際に宿泊施設を利用する際、施設のトコジラミ対策の有無を気にかける人が半数を超えていることが明らかになりました。
トコジラミは衛生上の心配だけでなく、発生すれば大きな精神的ストレスや金銭的損失にもつながるリスクがあります。そのため、宿泊施設に対して「トコジラミ対策をきちんと行っているか」を求める声は年々高まっており、今回の調査結果もその実態を裏付けるものとなりました。
さらに、海外の宿泊施設では広く行われている、「宿泊施設がトコジラミ対策を実施していることをアピールする施策(予約サイト等での説明や部屋内へのトコジラミ対策実施済みシール等の掲示)について、どのような印象を持つか」という設問では、「非常に好印象」が26.4%、「やや好印象」が37.9%と、合わせて64.3%の方が好印象を持つと回答しています。
一方で、「やや悪い印象」が3.0%、「非常に悪い印象」が1.2%となり、わずか4.2%しか悪印象を持たない結果となりました。
この結果から、日本国内の宿泊施設がトコジラミ対策をアピールすることで、「この施設にはトコジラミがいるのでは」と逆に懸念されるケースは少なく、むしろ積極的なアピールによって安心感を持つ人が大半を占めることが明らかになりました。
近年、トコジラミ対策は宿泊施設の衛生管理上の重要課題とされています。
お客様も施設側の取り組みを高く評価しており、ホテルや旅館などが対策を行い、それを適切に情報開示することが信頼を得る上で重要であることがうかがえます。
次に、ここ1年以内に国内のホテルに宿泊した経験のある人を対象に「インバウンド観光客の増加に伴い、国内の宿泊施設を利用する際により一層重視する項目」について尋ねました。
その結果、「客室の衛生管理」が51.7%で最も高く、次いで「安全性と防犯対策の充実度」45%、「トコジラミ等の害虫対策」が40.4%と3番目に高い割合となりました。
この結果から、実際に国内の宿泊施設を利用した経験者においても、施設の衛生面と安全面に対する意識が非常に高いことがわかります。
特にトコジラミ対策については4割近くが重視しており、インバウンド需要の高まりを受けて、宿泊施設ではその対策強化が急がれていることがうかがえます。
利用客の安全と健康を守るため、世界的な課題となっているトコジラミ被害に確実に対処することが、宿泊施設運営者に求められているため、施設利用者のニーズを的確に捉え、ハード・ソフト両面から万全の対策を講じることが不可欠となっているようです。
最後に、「トコジラミ対策を行っているかどうかについて気になる施設」を尋ねたところ、ホテルが67.9%と最も多い結果となりました。
その一方で、病院39.6%、電車・バス36.6%と、宿泊施設以外にも一定数、トコジラミ対策の有無に注目が集まる傾向がうかがえます。
この結果から、ホテルなどの宿泊施設でのトコジラミ対策に加え、人々の日常的な移動の場となる交通機関や、医療機関でのトコジラミ対策にも関心が寄せられていることがわかります。
ホテルなどの宿泊施設は長年にわたりトコジラミ被害が発生する主要な施設ではありますが、一方、最近では電車やバスといった交通機関の利用者の間からトコジラミ対策の必要性を指摘する声も上がるようになりました。
公共空間で人々の動線が絡み合う機会が多くなったことで、受け手側のニーズが表面化したのかもしれません。
どのような施設においても、よりよい衛生環境の確保は欠かせない要素となっています。
トコジラミ対策への適切な対応は、今や人々の健康で快適な生活を守る上で重要な課題に留まらず、その施設への信頼を得るうえでも必須の条件になってきているといえるでしょう。
今回の調査結果を通して、近年のインバウンド観光需要の高まりを受け、宿泊施設においてもトコジラミ対策の重要性が新たに高まっていることが明らかになりました。
約6割の方がトコジラミ対策の有無を「気になる」と回答し、対策を行っている施設には「好印象」との評価が6割を超えています。
つまり、宿泊施設がトコジラミ対策を行い、それを宿泊者に適切にアピールすることが、サービス品質向上と信頼構築に直結するということです。
加えて、調査では実際の利用者を対象に、重視したい点を質問しています。
その結果、「衛生管理」に次いで「トコジラミ等の害虫対策」を挙げる割合が高く、インバウンド需要の高まりと相まって、その重要性がより一層高まっていることがうかがえました。
さらに注目すべきは、ホテルに留まらず、公共交通機関や病院といった他の施設でのトコジラミ対策を気にする声も少なくないという点です。
利用者が安全で快適な生活を送る上で、トコジラミ対策は社会全体で取り組むべき課題と言えるでしょう。
当社は、創業から60年「環境・都市衛生」の専門家として『啓蒙→教育→予防』のステップを提唱し、トコジラミ対策をはじめとする様々な環境改善に取り組んでまいりました。
今回の調査結果を踏まえ、宿泊施設をはじめ、広く社会にトコジラミ対策の重要性を訴求し、適切な対応を促してまいります。
課題の本質を捉え、お客様のニーズに沿ったコンサルティングを通じて、安全で快適な生活環境の実現に尽力いたします。
【新サービス】トコジラミの危機を乗り切る予防+駆除プログラム「トコジラぬ」のご提案
世界中を脅かすトコジラミ。
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「トコジラぬ」は、創業から60年「環境・都市衛生」の専門家として活動してきたシェル商事株式会社が運営するトコジラミに特化した予防・駆除のトータルサービスです。
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また、他の部屋に被害を広げない1次対策をご案内いたします。
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「トコジラぬ」は、個々のお悩みだけでなく、トコジラミ対策に対する宿泊施設の皆様の悩みや課題に直接応える設計となっています。
予算や人手の制約、日々の業務の忙しさの中でも、「トコジラぬ」を利用することで、トコジラミの早期発見や効果的な駆除、さらには再発防止にも効果的です。
私たちは、宿泊業界の皆様が直面するトコジラミの課題に対して、より実践的で効果的な解決策を提供することを目指しており、この新サービスを通じて、トコジラミ対策に新しい基準を設け、皆さまの快適な生活のために幅広く支援させていただきたいと考えています。
8thCALでは害虫・害獣を含めたすべての生き物の「いのち」を考え、人と自然が共存できる「持続可能な環境」を目指してます。そのために必要な“棲み分け”という考え方を社会実装すべく、活動しています。
今回のトコジラミをはじめ、環境に配慮をしつつ、さまざまな生物の被害を最小限に抑えるためのセミナーのご提供なども行っています。
8thCALはこれからも持続可能な環境衛生管理の社会実装を目指し、「どんな手段が最善か」を考え発信し続けて参ります。
8thCALについて
『 環境を創る 未来を創る 』
我々は、1960年以来建築物の衛生管理で培ったノウハウを基に、「本質的に善い地球環境を創ることが、未来を創る」というミッションを掲げ、「啓蒙」→「教育」→「予防」のステップを提唱し、環境コンサルテーションをはじめとする事業を展開していきます。
会社概要
社 名:8thCAL株式会社
代表者:岡部 美楠子
所在地:東京都中央区銀座2-16-7 銀座2丁目 松竹ビルANNEX 3F
設 立:平成30年12月7日
資本金:500万円
コーポレートサイト:http://8thcal.design/
害蟲展 HP:https://sites.google.com/8thcal.design/exhibition/
(※害蟲展とは…8thCALが啓蒙活動の一環として企画運営する公募型アート展)
本件に対するお問い合わせ
●本件に対するお問い合わせ
8thCAL株式会社 E-mail:info@8thcal.design
「トコジラぬ」公式サイト:https://www.shell-syoji.co.jp/tokojiranu/