■DIYを駆使して楽しむ“最高のおもちゃ箱”
●Ashさん/@ash_modeler
長年楽しんできた数々の趣味がぎっしり詰まったガレージ。なかでも「一番長くやっているし気合いも入っています」というプラモデルは8歳頃からの趣味だ。
ガンダムに始まり、戦闘機やF1カー、今はガレージキットのカスタマイズへと30年を超えて途切れることなく続いている。また車いじりは22年、キャンプ歴は20年、サバイバルゲームは16年にもなる。
Ashさん宅は4人暮らし。以前の住まいでは道具が室内にあふれ、家族には大ひんしゅくだったそうだ。だが今の家を建てる際に、すべてを収めることを条件に得たこのガレージで趣味愛が全開に。
ものづくりは得意なだけに、内装はDIY。OSBボードと1×4材で仕上げた壁面には、棚や木箱などを好きなようにビス打ちできる。奥に設置したプラモ制作用の作業机ももちろん手製。組み立てから塗装まで工程ごとに椅子移動できる仕組みは実に機能的だ。
壁と小上がりには作品や愛着の品が満ち、コンクリート床部にはプラモ以外の作業用デスクも。写真ではわかりにくいが愛車とバイクのメンテに十分な広さもある。
「仕事から帰るとここでプラモを作ったり道具を手入れしたり。ふいに模様替えするのも自由です。金曜夜は友人たちとガレージ飲みするのも楽しいですね」
ガレージゆえ冬は寒い。そんな晩はキャンプ用石油ストーブの出番だ。ときにはバーナーや小型の焚き火台も登場させる。アウトドア道具は入り口近くの壁面にディスプレイし、思い立てばすぐに車に積んで出かけられる。
19歳になる息子たちも今ではともにアウトドア遊びを楽しむ。
「このガレージがあるから親子の時間を長くとれた」とAshさん。
「ここは僕にとって最高のおもちゃ箱。一生遊んでいられます」
●PICK UP
イタリアでのコンテストで受賞した作品も
2020年に銅メダルを受賞した作。マシーネンクリーガーシリーズのガレージキットを3原色の油絵の具で塗装して仕上げている。
●ROOM DATA
使用年数/7年
趣味/プラモデル、車、
キャンプ、サバイバルゲーム
文/秋川ゆか/提供元・男の隠れ家デジタル
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