1985年ホンダ・プレリュード2.0Si(BA1型)
プレリュード2.0Siは、高い人気を博した2代目プレリュードの上級版として1985年6月にデビュー。新開発2リッター直4DOHC16V(160ps/19.0kgm)を搭載し、合わせて各部をチューニングすることでハイパフォーマンスを実現した。カタログでは「過酷なF1レースの頂点で磨かれたテクノロジーが私に与えた力強い生命力。解き放たれた感性は、遥かな地平をめざす。スーパーボルテージのさらなる昂り。研ぎ澄まされた快走のクオリティに身をつつみ、私はあなたをスポーツ&スペシャルティの究極へと誘惑する」と記載し、新たな魅力をアピールする。2.0Siは電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を組み込み、トランスミッションは5速MTと4速ATの2種。ボディサイズは全長×全幅×全高4375×1690×1295mm、車重は1040~1050kg。新車時の価格は209万5000〜217万4000円だった。写真のカタログは1985年10月版(全28ページ編集/原寸320×260mm)。
※資料提供/ブックガレージ
文・横田宏近、写真・HONDA/提供元・CAR and DRIVER
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