生粋のオペラ座学校生。フレンチメソッドにきっちりのっとったエレガンスと柔らかさ、そしてすでに完成されている技術。そこに、クララ持ち前の体幹の強さが可能にする大きな伸びやかさと喜び溢れるアリュール、天性の音楽性(リズム感)が合わさって、本当に素晴らしいダンサー。
すでに、AROP若手期待賞、ルドルフ・ヌレエフコンクール1位、セルクル・カルポー賞と多くの評価を得ているクララ。
この1~2年で半分以上の女性エトワールがいなくなるパリオペラ座バレエ。新たな時代の、クララはきっと、生粋のオペラ座バレエの魅力を継承する正統派エトワールとして、このカンパニーを牽引していく存在になる。
27日、クララ2度目の「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」。パリにいたら、必見!
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年3月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。