今年度、全国10を超えるトレイルランニングレースで携行義務化

「Trans Japan Alps Race 2024(TJAR 2024)」装備品に「ココヘリ」が指定

トレイルランニングレースでの携行の義務化について

ココヘリは、17万人が利用する山岳遭難捜索サービスです。ユーザーは専用の電波を発信する発信機を持つことで、山岳遭難時に発信機と受信機の「直接通信」を用いて位置を特定され、捜索時間を大幅に短縮できます。

ココヘリは今年度、「TJAR 2024」をはじめ10を超えるトレイルランニングレースで携行が義務化されました。トレイルランニングは、登山よりもスピードが速いため、ランナーがいつの間にかレースコースから外れる可能性が高いです。またコースが長距離かつランナーへの負荷も高いため、急な病気や怪我で動けなくなくなり、山岳遭難につながるといった不測の事態も想定されます。こうした事態への備えとして、ココヘリの高い機能が評価されました。


「TJAR 2024」について

2002年の開始以来、隔年で開催される、今年で12回目のトレイルランニング大会です。日本海側の富山県から太平洋側の静岡県まで、日本アルプスの名峰を縦走しながら、8日間で415kmを走破します。参加者は厳しい参加資格を課され、実技と筆記試験による選考会をくぐり抜けた30名。これらのことから「日本一過酷な山岳レース」とも称されます。

大会ウェブサイト https://www.tjar.jp/index.html


山岳遭難の現状

日本の山岳遭難は増加傾向にあります。警察庁「令和5年における山岳遭難の概況等」によると、2023年の山岳遭難者数は3568名、山岳遭難件数は3126件と、それぞれ統計を取り始めてから最も多くなりました。警察庁は、入山前の登山届の提出と、GPS機器の携行を呼びかけています。

警察庁ホームページ「山岳遭難・水難」 https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/sounan.html


ココヘリを携行義務化したトレイルランニングレース

  • 奥武蔵ロングトレイルレース     https://okumusashi105k-race.com/  

  • DEEP JAPAN      https://www.deepjapanultra.com/    

  • The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉        https://s-mountain.com/nozawa/

  • TJAR  https://www.tjar.jp/index.html 

  • 白馬国際クラシック        https://s-mountain.com/hakuba/  

  • 上州武尊スカイビュートレイル     https://skyviewtrail.com/

  • Niseko Expedition  https://nisekoexpedition.jp/

  • ハセツネCUP https://www.hasetsune.jp/topics/20240516.html

  • カムロトレイルラン        https://www.kamuro-trail-running.com/

  • 甲州アルプスオートルートチャレンジ        https://kousyu20171119.jimdofree.com/


会社概要

AUTHENTIC JAPAN株式会社

代表取締役社長:久我 一総

本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F

URL:https://www.authjapan.com/

事業内容:山岳遭難対策制度「ココヘリ」などの展開


「ココヘリ」とは

「ココヘリ」は会員に専用の電波を発信する発信機を貸与し、山岳遭難時に受信機を持った民間提携ヘリコプターを始めドローンや民間地上捜索隊を出動させ、発信機と受信機の「直接通信」を用いて登山者の位置を特定することで、捜索時間を大幅に短縮できるサービスです。

遭難が発生するような山岳地帯ではスマートフォンの電波が届かないことが珍しくありません。ですが、「ココヘリ」は携帯電話の通信網に頼らない「直接通信」なので、山岳地帯での迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。


代表取締役 久我 一総の略歴

1978年 福岡生まれ。西南学院大学を卒業後、パナソニック株式会社に入社。英国子会社へ出向。帰国後、商品企画部門に異動し、北米向けの無線機器を企画。 2012年同社を退職し、AUTHENTIC JAPAN株式会社を起業。