1978年ホンダ・シビックCVCC(SK/SP/SH/SG型)
初代シビックは、欧州の合理思想を持つ先進のFF/2BOXモデルとして1972年7月にデビュー。世界で初めて「米国マスキー法」をクリアーした低公害エンジン、CVCCユニットをいち早く搭載することで、ワールドカーとしてのポジショニングを確立した。日本仕様へのCVCCの導入は1973年12月。まず1500の4ドアが誕生し、1975年8月には1200をラインアップに加える。1978年6月に登場した改良版は、従来の1200を1300に排気量アップするとともに、全車が「53年排出ガス規制」に適合したのがポイント。ボディタイプは2/3/5ドアの3種。ボディサイズは全長3550~3820×全幅1505~1515×全高1325mm。エンジン出力は1.3リッターが68ps、1.5リッターは75ps、トランスミッションは4速/5速MTと、ホンダマチックと呼ぶ無段変速ATが選べた。新車時の価格は66万6000〜93万2000円だった。写真のカタログは1978年6月版(全24ページ編集/原寸296×236mm)。
※資料提供/ブックガレージ
提供元・CAR and DRIVER
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