今回のOUTLINEニュースは369スペシャルのラインナップに加わった、ミラーダイアル風の新顔を取り上げたいと思う。
369スペシャルとは、通称ハニカムダイアルと呼ばれる1950年代初期の文字盤を再現し、細部にわたってアンティークの雰囲気を徹底して強めた作りで人気を博したコレクションである。
対して今回は、ロレックスが1950年代半ばから60年代半ばまでの約10年間だけ採用した表面に艶があるブラック文字盤、通称ミラーダイアル風に仕上げている点が新しい。
時計愛好家の間では初期の一時期にしか採用されなかったことからレアな仕様ということもあって珍重されており、アンティーク市場ではかなりの高額で流通する。
そして今回はこのミラーダイアル風ブラック文字盤に加えて、アプライド(立体)仕様の3・6・9アラビア数字と40年代風のくさび形インデックス、そして時分針なども文字盤に合わせてすべて鏡面仕上げに変更している。この点も既存のハニカムタイプにはない特徴といえる。
そのためパーツの一つひとつは古典的なスタイルながらもほど良い光沢感とあいまって全体的にはレトロモダンな雰囲気に仕上がっている点が大きな魅力となっているのだ。
自動巻きムーヴメントはシチズン傘下のムーヴメントメーカー、ミヨタ製のキャリバー9039。毎時2万8800振動の高性能機である。
現在、アウトライン公式サイトとオンタイムとムーヴ、そしてチックタックの店舗で販売中だ。
【369スペシャル・ミラーブラック】
【SPEC】
●型番:Ref.YK20233-3BK
●素材:ステンレススチール(ネジ込み式リューズ)
●サイズ:ケース径36mm、ケース厚9.9mm(ドーム風防を含めると13.9mm)
●防水性:5気圧防水
●駆動方式:自動巻き(日本製Cal.Miyota 9039 /24石/毎時2万8800振動(日差-10秒+30秒)/最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ/秒針停止機能付き)
●希望小売価格:6万500円(組み立て:日本)
●保証期間:1年間
提供元・Watch LIFE NEWS
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