東京ヴェルディ元代表取締役社長、Jリーグ元事務局長の羽生英之氏が、今月19日にXを更新。同クラブ下部組織出身の平田竜士さんが亡くなったことを伝えている。
羽生氏は「ヴェルディユースで息子のひとつ上だった平田竜士が亡くなりました。25歳でした」とサッカーファンに向けて報告。東京V下部組織在籍時の平田さんについて「プロになれるくらいの力のある心の強い選手でした。息子とは小学校の時から試合で対戦していたので、よく知っている選手でした。悔しいです。無念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と綴っている。
平田さんの訃報に、ネット上では多くのファンから追悼コメントが。「ショッキングな出来事です…」「元気にゴリゴリ走る選手で、9番が似合うなと思ったら右サイドバックやってて、ある意味ヴェルディっぽいなって思ったのを覚えている」といったメッセージが見受けられる。
平田さんは東京V下部組織在籍時の2013年、MF渡辺皓太(現横浜F・マリノス)とともに、U15日本代表候補のトレーニングキャンプに招集。有望株として期待されていたが、トップチーム昇格を果たせず。東京V下部組織卒団後はアメリカに渡り、モンロー大学やチャミナーデ大学でプレーしていた。
また、昨年11月には「ヴェルディがあるべき姿に。国立で同期、後輩、天才がやってくれるでしょう」「行こうよJ1」と投稿。平田さんの後押しもあり、東京Vは12月2日開催のJ1昇格プレーオフ決勝で清水エスパルスに1-1と引き分け。16年ぶりのJ1昇格を成し遂げている。