ユベントス(イタリア1部)が、チェルシー(イングランド1部)に所属するU-21イングランド代表FWノニ・マドゥエケ(22)の獲得に興味を持っているようだ。
クリスタル・パレスやトッテナム・ホットスパーの下部組織で育ったマドゥエケは、2018年にPSVのユースチームに加入すると、2020年3月にトップチームへ昇格。昨年1月にチェルシーへ加わると、前半戦は出場機会が限定されていたものの、鋭いドリブル突破を武器に最終的にプレミアリーグ23試合で5ゴール2アシストの数字を残した。
イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザの去就が不透明となっているユベントスは、ウイングの強化を視野に入れており、ヘタフェ(スペイン1部)でプレーする元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドやボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)のイングランド代表MFジェイドン・サンチョに関心を示しているという。
そのなかで、ユベントスは新たにマドゥエケをリストアップしており、チェルシーは移籍不可な選手とは考えていないことから移籍金3550万ユーロ(約60億2000万円)を要求しているとのことだ。
なお、ユベントスは新シーズンからチアゴ・モッタ監督が指揮を執る。モンツァ(イタリア1部)でプレーするイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴーリオの獲得に迫っているほか、アストン・ビラでプレーするブラジル代表MFドウグラス・ルイスの引き抜きにも接近しているとされている。