サム・オモロディオン 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、アラベス(スペイン1部)に所属するU-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)の獲得に興味を持っているようだ。

 グラナダでプロキャリアをスタートさせたオモロディオンは昨夏にアトレティコへ加わると、その5日後にアラベスへのレンタル移籍が決定。高い身体能力とダイナミックなプレーを武器に今季はラ・リーガ35試合に出場して9ゴール1アシストを記録した。

 イギリス『アスレティック』によれば、ストライカー補強に乗り出しているチェルシーがオモロディオンの保有権を所持するアトレティコ・マドリード(スペイン1部)に移籍金3250万ユーロ(約65億6000万円)のオファーを提示したという。しかし、ナポリ(イタリア1部)からの関心も浮上している同選手へのオファーはアトレティコに拒否されたようだ。

 また、スペイン人ストライカーは「スペインは僕にチャンンスを与えてくれたことにとても感謝している。僕の目標はA代表でデビューしてスペインでキャリアを積むことだ」と述べるなど、ラ・リーガ残留を臨んでいるようだ。

 なお、チェルシーはアカデミー出身であるボーンマス(イングランド1部)のイングランド代表FWドミニク・ソランケに関心を持っていたものの、6500万ポンド(約129億7000万円)の高額な移籍金がネックに。アストン・ビラ(イングランド1部)でプレーするコロンビア代表FWジョン・デュランにも目を光らせているようだ。