有名な陰謀論の一つに「アメリカ政府や軍はUFOに関する様々な情報を知っているが、一般の人々にとってはショッキングかつ都合が悪いので隠蔽されている」というものがある。昔から真しやかに囁かれている話であるが、これはどこまでが真実なのだろうか。
先日、ドナルド・トランプ元大統領は出演した番組でUFOについて質問を受けたのだが、その回答がかなり興味深い内容だったため注目を集めている。
先週、トランプ氏はローガン・ポール氏が司会を勤めるポッドキャスト番組「Impulsive」に出演。番組の最後のほうで「UFOの正体を知っているか」と尋ねられたトランプ氏は、まず「こういった質問はよく受けるし、とても興味深いものだ」と前置きしてから、「”クレイジー”でも “陰謀論者”でもない “しっかりした人々”である複数のパイロットたち」から「奇妙な物体が上空で幻想的な操縦をしているのを見た」という信じられないような記録を共有していると言及したのである。
「私は彼らを見ている。 そしてたぶん、そうだとは言えないが、本当に奇妙なものが空を飛んでいるのを見たことがあると語る、まじめな人たちに会ったことがある」
また、有名なUFO墜落事件であるロズウェル事件が今も絶大な人気を誇っていることを指摘したトランプ氏は、ポール氏に対し「(UFO現象について)何度その質問をされたか君にはわからないだろう」と繰り返した。 これに対し、ポール氏が「でも、あなたはその情報にアクセスできないのでは」と疑問を投げかけたところ、トランプ氏は「実際にその件(UFOインシデント)でミーティングをしたことがあるし、彼らは物事が進行していると言うだろう」とやや言葉を濁しながらもはっきりと答えたのである。
トランプ氏は「非常に賢く、堅実な人々が、『そこに何かがあると信じている』と言っている」と指摘する一方で、「それにもかかわらず、私は納得したことがない」とも答えている。立場上、UFOに関する報告を聞いた事は多数あるが、個人的にUFOの存在を信じているかは別ということなのだろう。
そして最後に、番組の共同司会者であるマイク・マジュラック氏がついに皆が気になっているであろう、「政府内のある部門がUFOに関する真実を前大統領に隠し続けている可能性はないか」という質問を投げかけた。今でも多くの人が存在を信じているであろう陰謀に関する問いに対して、トランプ氏は「”ディープ・ステート “がそのようなことをする可能性はある」と認めたものの、「このテーマ(UFO)に関してまで隠蔽することには懐疑的」だという見解を示している。
今回のポッドキャスト番組でトランプ氏が語った事は、UFOやディープ・ステート(影の政府)に関する陰謀論について元大統領の地位に就いていた人物が言及したという意味で非常に意味のあるものであったと言えるだろう。
最終的にトランプ氏は、この広大な宇宙のどこかに知的生命体が存在する可能性については「非常に高い」と回答している。ただし、地球外知的生命体が地球にやって来ているという説については懐疑的なスタンスのようだ。
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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