バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に興味を示しているようだ。
フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨季はその前シーズンに負った大怪我の影響もあり、最後までトップコンディションに戻らなかったが、爆発的な加速と細かいタッチのドリブルを武器に今季はセリエA33試合で9ゴール3アシストを記録した。
ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、新シーズンからバンサンコンパニ監督が指揮を執るバイエルンは現在ドイツで開催されているユーロ2024のイタリア代表メンバーにも選出されているキエーザを獲得候補に含めているという。
しかし、ユベントスは2025年夏まで契約を結んでいるキエーザと契約延長する可能性もあるという。イタリア代表FWは連覇を目指すユーロに集中していることから、大会終了後に自身の去就に関する決定を下すとのことだ。
また、複数クラブがキエーザに関して問い合わせを行っていることから、移籍する可能性もあるとのこと。移籍金は3500万ユーロ(約59億2000万円)から4000万ユーロ(約67億7000万円)と予想されているようだが、フランス代表FWキングスレーコマンとドイツ代表FWセルジュ・ニャブリに退団の可能性が浮上しているなかで、バイエルンは獲得に動くことはあるのだろうか。