セレッソ大阪所属DF奥田勇斗は、今月15日開催の明治安田J1リーグ第18節浦和レッズ戦でリーグ戦初ゴール。オランダ1部AZアルクマール移籍がほぼ確実である日本代表DF毎熊晟矢の後釜として期待される中、自身のプレースタイルについて語っている。
ガンバ大阪でトップチーム昇格を果たせず、桃山学院大学を経て2024シーズンからのC大阪加入内定を勝ち取った奥田。今季ここまでリーグ戦で6試合に出場する中、浦和戦では強烈なボレーシュートから追加点を挙げた。
そんな奥田は試合後、インターネット動画配信サービス『DAZN』の制作番組「やべっちスタジアム」のインタビューに対応。「(ゴールマウスから)距離があったのでどうしようかなと思ったけど、相手がプレスに来ていたので、迷わず振り抜こうと思った。ショートバウンドだったので、インサイドキックでうまくカーブをかけるイメージを持っていた」とゴールシーンを振り返っている。
中学3年時にボランチからサイドバックへ転向し、現在は身長174cmと中学生の頃から30cm以上伸びた奥田。MCの矢部浩之さんから、プレーで意識していることを訊かれると、以下のように語っている。
「特にフィジカルも良くなければ、スピードも速くない。中学生の時に身長が140cmだったので、小さいながらにどうすれば良いのか自分で考えた。ボールを止める、蹴るといったプレーは、誰でもできそうな基本的な技術だけど、1個のトラップやパスにメッセージを込めるなど意識した結果、自信に繋がった」
奥田と毎熊は桃山学院大学の先輩後輩の間柄でもある。昨年9月の国際親善試合トルコ戦で日本代表デビューを飾り、海外移籍間近である先輩から多くの刺激を得ているはずだ。