京都サンガ所属のU22日本代表MF谷内田哲平に、韓国移籍の可能性が浮上。現地では、韓国2部FC安養への加入が濃厚と報じられている。
現在22歳とパリ五輪世代の谷内田は、帝京長岡高校(新潟県)で主力選手として活躍すると、2020年にで京都へ加入。高卒1年目の20202シーズンにJ2リーグで23試合に出場したものの、翌2021シーズンは出場機会に恵まれず。約1年半にわたる栃木SCへの期限付き移籍期間を経て、2022シーズン終了後に京都へ復帰すると、昨季はJ1リーグで17試合に出場。昨年秋にはU22日本代表の一員として杭州アジア大会に臨んだものの、その後は代表に招集されていない。
今季ここまでリーグ戦で3試合の出場にとどまっている谷内田。韓国メディア『スポーツ朝鮮』が今月17日に伝えたところによると、同選手は今年夏の移籍ウィンドウで安養へ加入する見込み。ただ、現時点で期限付き移籍の可能性や契約内容については触れていない。
奈良クラブ所属MF田村亮介(京都サンガ下部組織出身)の古巣である安養は、2013年の創設から一度も1部に昇格していないが、今季はここまで15試合を戦って9勝3分3敗。MF佐藤優平擁する2位全南ドラゴンズに勝ち点2差をつけて首位に立っているだけに、クラブ史上初となる1部昇格にむけて即戦力の獲得を目指しているとみられる。