ミラン(イタリア1部)が、フラム(イングランド1部)でプレーするアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)の獲得に興味を示しているようだ。
在籍3年間で公式戦通算130試合で48ゴールを記録したフランス代表FWオリビエ・ジルーが契約満了に伴い退団したミランは、オランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得を画策。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルも関心を示している同選手とはすでに個人合意に達したとも報じられている。
イタリア『スカイ』によれば、ミランはザークツィーのほかにもう1人FWを獲得したいと考えており、ユーロ2024にアルバニア代表の一員として臨んでいるブロヤをリストアップしている模様。ミランのスカウト陣はユーロ2024のイタリア代表戦に視察に訪れたようだ。
チェルシー(イングランド1部)下部組織出身のブロヤは2020年3月にトップチームデビューを果たすと、フィテッセとサウサンプトンへのレンタル移籍を経験。今季もシーズン後半からフラムにレンタル移籍をすると、プレミアリーグ8試合に出場していたが、1アシストという結果に終わり、今夏にチェルシーへレンタルバック予定となっている。
なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、昨夏にフィオレンティーナ(イタリア1部)から加わったセルビア代表FWルカ・ヨビッチはミランに残留する見込み。同選手は今季のセリエA23試合で6ゴールを記録していた。