子供は、学校でさまざまな教科を時間通りにこなしていく。開始時間になったら着席をし終わったら次の準備にかかる。それを可能にするのが「時間割」である。
大人にも「時間割」は存在する。しかし、仕事ははかどらずに残業に追われていつも「忙しい」が口ぐせになる。こんな時に時間術の本を読むとスーッと入っていくが定着することはない。そういえば、子供は「忙しい」を口にはしないのは何故か?
付箋(ポストイット)は使えない付箋(ポストイット)は誰もが一度は使ったことがあるツール。しかし、最近は使用する機会がまったくない。手帳やノートに貼ってもいつの間にか剥がれてしまう。
使うとしたら、ちょっとしたメモや本のしおりくらいにしかならない。付箋は貼ったり剥がしたりを繰り返すと粘着力が弱くなり、剥がれてなくすことがある。それが不便なのである。
パソコンのモニターに貼っていたのに、いつの間にかなくなっている。「あれ、どこに行った」と探しても見付からない。忘れた頃、デスクの下に発見。どこに書いたのかわからなくなったのも一度や二度ではない。
付箋(ポストイット)はアメリカの3Mによって開発された。同社の研究員が、たまたま非常に弱い接着剤を作り出した。これは偶然から予想外のものを発見するケースとして有名になった。現在では100ヶ国以上で販売されている。
付箋でスケジュールを管理するのも難易度が高い。理由は繰り返していると粘着力が弱くなり気がつくと剥がれている。つまり、時間管理に使用することが不可能なのである。
最近では、より強い接着面を持つポストイットも作られている。読者のなかには、ポストイットの愛用者もいるかも知れないが、ケースバイケースで使い分けることが望ましい。