94匹キャッチで大満足
キスの範囲を確認した感じでは3.5~4.5色近辺でよくアタリが出る。そこで3投目以降は距離を抑え、アタリの出る距離を中心に探りを繰り返すと、キスの数が増えてきた。無駄な距離を引かないようにして時間を節約することも数を釣るコツだ。今の群れは小さいので、連掛けの数はばらつきが多い。
キスのアタリが出る範囲は把握したので、あとはどれくらい釣れるか。同じ方向ばかりだと魚が薄くなるので、左右に振り分けながらキャストすると連が増えた。群れ自体は小さいが、潮に乗って沿岸に近付いているようなので、ポイントのキスが減っても少し休ませておけばまた入ってくるような気がした。
時間の経過とともにアタリが少なくなり、午後2時に納竿した。釣果は20cmを頭に94匹と非常に満足できた。
今後はさらに期待できる
今回の感じでは、キスの魚体はまだ冷たく、水温は低いようだ。活性は高くなっているが、少し型の良いキスは掛かりが浅いのも多い。今は群れが小さいので、数回キャストしても釣果が良くないときはまめに場所移動したい。水温が上がってくると群れが大きくなり活性も上がるので、さらに期待できるだろう。
この海岸は東の風に弱いので、天気予報で風向きや風速を確認したい。この先気温が上昇してくるので、水分補給を取るなど熱中症対策を忘れず、無理のない釣行をしてほしい。自分の出したゴミは忘れずに持ち帰るようにしよう。
<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>