まるでホウレン草を食べた直後のポパイのように上腕二頭筋がムキムキに膨れ上がった男の肉体は“フェイク”だった――。筋肉に見えなくもないその力こぶは、注入された6リットルものワセリンなのだ。
■両腕に計6リットルのワセリンを注入
薄着になる季節を迎え場合によって体型が気になることもあると思われるが、一部の男性にとっては二の腕の太さに関心が向けられることもあるのだろう。
ロシア人ユーチューバーのキリル・テレシンは“バズーカ・ハンズ”の異名を持ち、日々、自らの肉体の“魔改造”に勤しみその成果を動画で公開している。
その肉体改造とはボディビルではない。この「ロシアのポパイ」は、なんと上腕二頭筋にワセリンを6リットル注入したと主張しているのである。この力こぶは“フェイク”であったのだ。
5月25日に投稿した動画でテレシンは“魔改造”した二の腕を披露したが、コメント欄の人々は感嘆するよりも彼の健康状態を心配する声のほうが多くなった。
「彼は自殺するつもりだ」とあるユーザーは指摘し、「とても痛そうだ!!!」と別の者は書き込んだ。そして「実際に悪化している」と3人目が付け加えた。
別の者は「これはトラウマ反応に違いない」と口を挟み、また別の人は「とても悲しい」とだけコメントしている。
「彼はステロイドで死ぬだろう」と別のネットユーザーは指摘した。
「彼はいつか偶然に命を失うことになるのだろうか?」と心配するユーザーが挙げた具体的な懸念は以下の通りだ。
●オーバードース
●腕の傷口の感染による敗血症
●二次性心臓発作
●二次性脳血中
4カ月前にYouTubeに投稿された動画で、彼はトレードマークである腕の力こぶを披露し“魔改造”の詳細について語っている。
「私は計7年間“バズーカ・ハンズ”として生きている」と説明し、6カ月かけて左右の上腕にそれぞれ3リットルのワセリンを注入したのだと語っている。それにしても彼の腕の一部は炎症を起こしているように赤く腫れているようだ。
あるユーザーが次のように書き込み懸念を示した。
「あの腕は箸を刺した茹でたジャガイモみたいだ。顔に自分で注射もしているようだ。体を壊すなんて、天才なのか?」
別の人はこう付け加えた。
「こんな風に注射をしていたら死んでしまうでしょう。あなたはいい人のように見えるのに、それは残念なことです」
さらに別の人はこうコメントしている。
「誰かこの男性を病院に連れて行ってください。腕が感染症で腫れているのです! 治療しなければ死んでしまいます!」
テレシンの肉体改造は無謀であるとしか言いようがない。ボディビルに勤しむならまだしも、自分でワセリンを注入して腕を太くするとはナンセンスで健康問題に直結する危険な行為である。一刻も早く治療を受けることを進言するしかなさそうだ。
参考:「Daily Star」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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