マット・オライリー 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、セルティック(スコットランド1部)に所属するデンマーク代表MFマット・オライリー(23)の獲得に興味を持っているようだ。

 下部組織時代からプレーしたフラム(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたオライリーはドンズでのプレーを経て、2022年夏にセルティックへ加入。高いボールコントロールを武器に今季のスコティッシュ・プレミアシップ32試合に出場して13ゴール11アシストを記録した。

 移籍市場に精通するマッテオ・モレット記者によれば、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督は今季の公式戦で49試合に出場したスペイン代表MFサウール・ニゲスに構想外であることを直接伝えたという。アトレティコもその旨を理解していることから、スペイン代表MF陣営は退団を模索しているようだ。

 そのなかで、アトレティコはサウールの代役を探しており、リストアップした複数の選手を最終候補にまでまとめた模様。そして、1月の移籍市場でもターゲットにしていたオライリーへの関心をまだ維持しているようだ。

 なお、アトレティコはそのほかにスペイン代表DFマリオ・エルモソとモンテネグロ代表DFステファン・サビッチが退団するとの見方が強まっている守備の補強として、レアル・ソシエダ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表DFロビン・ル・ノルマン、オランダ代表FWメンフィス・デパイが抜ける前線にはジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビクの獲得にも動いているとされている。