トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、レアル・ソシエダ(スペイン1部)に所属する日本代表MF久保建英(23)の獲得に興味を持っているようだ。
2019年夏にFC東京からレアル・マドリード(スペイン1部)へ移籍したものの、EU圏外枠の関係でスペイン複数クラブへのレンタル移籍を経験した久保は2022年夏に完全移籍したソシエダで才能が開花。今季も主力選手としてラ・リーガ30試合である7ゴール4アシストを記録している。
イギリス『チーム・トーク』によれば、トッテナムは今夏に攻撃強化を標榜しており、久保の獲得に向けて移籍金5000万ユーロのオファーを準備しているという。今季から指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督はウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンのパフォーマンスに波があることから、日本代表MFの獲得にゴーサインを出しており、今夏の優先ターゲットに設定しているようだ。
また、仮に上述したオファーをソシエダに拒否された場合、ポステコグルー監督は久保に設定されている6000万ユーロのリリース条項を支払うように促す模様。しかし、同選手には今季のプレミアリーグで4位フィニッシュを果たして来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したアストン・ビラも目を光らせており、争奪戦になりうるようだ。
なお、久保は今年2月にソシエダと2029年夏までの契約延長にサイン。古巣であるレアル・マドリードが保有権の50%を保持しており、ソシエダに入る移籍金の半分を手に入るとされている。