ジェレミー・フリンポン 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)が、バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(22)の獲得に興味を示しているようだ。

 マンチェスター・シティ下部組織出身のフリンポンはセルティックでのプレーを経て、2021年1月にレバークーゼンへ移籍。ドリブル突破を生かした攻撃参加が魅力的な右サイドバックで、今季は公式戦47試合で14ゴール12アシストを記録した。

 スペイン『スポルト』によれば、バルセロナはフリンポンを特別に注視しているという。バルセロナはすでに市場価値が5000万ユーロ(約84億)と算出されているオランダ代表DFに定額のオファーを出しているようだ。

 しかしながら、バルセロナは財政難を抱えており、現時点では誰とも契約できる状況ではないとのこと。また、オランダ代表のメンバーとして今夏にドイツで開催されるユーロ2024に臨むフリンポンは大会が終わるまでは去就に関して決断したくないと考えているようだ。

 その一方で、今季のブンデスリーガを制したレバークーゼンは選手譲渡を盛り込んだオファーに前向きであり、今季ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)にレンタル移籍していたスペイン代表FWアンス・ファティに興味を持っているとのこと。ただ、シャビ・エルナンデス監督の後任として新シーズンから指揮を執るハンジ・フリック監督はプレーシーズンで同選手を見極めたいと考えているようだ。