全国約4,600施設以上の観光施設に特化した人材サービス事業を行う株式会社ダイブ(東京都新宿区 代表取締役社長:庄子潔、証券コード151A、以下 ダイブ)は、株式会社宿屋塾(以下 宿屋塾)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
■子会社化の背景
宿屋塾は、宿泊業に特化したビジネススクール運営(スクール名:宿屋大学)及び研修受託事業等を手掛けております。宿屋塾は、創業以来、一貫して「宿泊業界の価値向上」に取り組み、当事業を通じて、多くのクライアント企業の課題解決に貢献し、約50名のホテル総支配人等を輩出してまいりました。
ダイブは、観光業(宿泊業)における人手不足をはじめとした課題を解決すべく事業展開を行っており、宿屋塾の事業と極めて親和性が高いものと考え子会社化いたしました。
■株式会社宿屋塾について
株式会社宿屋塾は、宿泊業界における人材育成を目的として2010年に設立されたホテルビジネス、ホテルマネジメントに特化したビジネススクールです。実務に直結した専門的な教育プログラムを提供しており、ホテルや旅館などの宿泊施設で即戦力となる人材を育成しています。また、研修受託事業を通じてマネジャー育成研修の設計・運営も数多く行っており、ホスピタリティ業界の人材育成において重要な役割を果たしています。
<企業概要>
名称 : 株式会社宿屋塾(Yadoya Juku Inc.)
※法人名は、株式会社宿屋塾、学校名、ブランド名は「宿屋大学」です。
所在地 : 埼玉県白岡市小久喜675-1
代表者 : 代表取締役 近藤 寛和
事業内容 : ビジネススクール運営及び研修受託事業
資本金 : 2百万円
設立年月日 : 2010年4月1日
■子会社化実行時期
2024年7月1日(予定)
■今後の取り組み
宿屋塾の培った教育ノウハウを活かし、ダイブが宿泊施設に派遣するスタッフ等に教育を行い、スキルの向上・働き甲斐の向上に取り組むことで高付加価値・高単価で派遣することが期待されます。これにより、当社の競争優位性をより一層強固なものとし、更なる収益性向上を図ってまいります。また、宿屋塾のブランド・ネットワークと、当社のアセットを掛け合わせた新たなサービスを創出することで、観光業等に大きな革新を巻き起こしていくことを目指しております。
なお、今後もダイブとのシナジー効果や事業領域拡大が見込まれる分野に対して、M&Aを含めた事業展開を積極的に検討してまいります。
【株式会社ダイブ/概要】
会社名 :株式会社ダイブ
創業 :2002年3月
代表取締役社長 :庄子 潔
本社所在地 :〒160-0022 東京都新宿区新宿2-8-1 新宿セブンビル10F
サイト :https://dive.design/
ダイブは、日本経済の成長エンジン「観光業」の大課題を解決すべく、事業展開しているベンチャー企業です。基幹事業である観光施設に特化した人材サービス(リゾートバイト)においては、観光施設の大課題である「人手不足」の解決に寄与しており、年間8,306人の観光従事者を創出。日本人人材と外国人人材あわせて、全国47都道府県、4,600施設以上の観光施設と、人材のお取引実績があります。
また、新規事業の地方創生事業では、全国6カ所の非観光地(過疎地・消滅可能性都市を含む)において、D2Cの観光事業を展開。収益の創出・外貨の獲得はもちろん、地域事業者と連携することでのサステナブルな地域づくりに貢献しております。その他にも、グランピング施設に特化したWEBメディア「 GLAMPICKS(グランピックス)」の運営をはじめとした宿泊施設に対しての集客支援など、IT領域での事業展開も積極的に行っております。