森海渡(柏レイソル所属時)写真:Getty Images

 日本代表MF三笘薫(ブライトン)の出身校である筑波大学は、今月12日開催の天皇杯2回戦で、J1首位の町田ゼルビアをPKの末に撃破。同大会屈指のジャイアントキリングとして反響を呼ぶ中、同大学OBである横浜FC所属FW森海渡のSNS投稿に注目が集まっている。

 筑波大学は22分にMF安井拓也のゴールで先制を許すも、プレー強度の高さで対抗。町田が安井ら複数選手の負傷により交代カードを切らざるを得ない中、後半アディショナルタイムにパリ五輪U23日本代表候補FW内野航太郎のゴールで追いつく。そして延長戦を無失点で凌ぐと、PK戦で4-2と勝利した。

 森は試合後に筑波大学蹴球部公式Xアカウントの投稿を引用した上で、「サッカーしたくなるからこーゆーやつ本当にやめてほしい、次どことやるんだろ、、、明日もリハビリ頑張ろか」と綴っている。

 今年3月9日開催のJ2第3節モンテディオ山形戦で負傷して以降、戦線離脱を余儀なくされている森。前十字靭帯損傷と大怪我を負い、復帰まで時間を要するだけに、同選手の投稿には「リハビリ頑張ってください」「後輩たちが頑張りましたね!」などと前向きなメッセージが多く寄せられている。

 ただ一方で、町田率いる黒田剛監督の批判コメントが話題になっているだけに、「こーゆーやつ本当にやめてほしいって何?誤解生む発言は気をつけた方がいい」「言い方もう少し考えないと」という指摘も見受けられる。

 筑波大学は町田戦での勝利により、3回戦で柏レイソルと対戦することが決定。森にとっての古巣クラブであるだけに、柏サポーターから「3回戦の相手が、古巣の柏レイソルと分かっていて投稿しているんだな」という指摘や、「柏レイソル戦までに治ってほしいね」というメッセージも寄せられている。