バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、シュトゥットガルト(同1部)に所属する日本代表DF伊藤洋輝(25)の獲得に興味を持っているようだ。
日本代表として18キャップを数える伊藤は、下部組織からプレーしたジュビロ磐田でプロキャリアをスタートさせると、名古屋グランパスへのレンタル移籍を経験して2021年夏にレンタルでシュトゥットガルト入り。翌年に完全移籍へ切り替わると、今季は日本代表活動による離脱がありながらも、ブンデスリーガ26試合に出場した。
対人守備の強さなどを武器にシュトゥットガルトの15年ぶりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した伊藤に関して、ドイツ『スカイ・スッポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンが左利きのセンターバックとして具体的なターゲットに設定しているようだ。
そして、バイエルンは2027年夏までシュトゥットガルトと契約を結んでいる日本代表DFの獲得に向けて3000万ユーロ(約50億8000万円)を契約解除金を支払うという。具体的な話し合いが行われており、同選手もバイエルン移籍の準備が整っていることから、契約は間も無くだのようだ。
なお、バイエルンはセンターバックの補強として今季のブンデスリーガで無敗優勝を達成したドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得も同時に行なっているとのこと。同選手とはすでに個人合意に達したとされており、残すはクラブ間合意のみとなっている。