日本サッカー協会(JFA)は能登半島地震復興支援プロジェクトの一環として、「能登半島地震 サッカーファミリー チャリティーオークション」を実施。先日、週刊誌『フライデー』により不倫疑惑が報じられた日本代表OB佐藤寿人氏も参加しているが、同氏の関するサッカー日本代表の公式Xアカウントが炎上。『週刊新潮』で性加害疑惑が報じられたFW伊東純也(スタッド・ランス)の代表招集外を疑問視する声も挙がっている。
佐藤氏を巡っては、先月に不倫疑惑が報じらると、インターネット動画配信サービス『DAZN』におけるAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選・日本代表戦の解説を降板。本人は今月2日、インスタグラムで「この度は私事でお騒がせいたしまして申し訳ありませんでした」と謝罪。「引退してから様々な場所や形でスポーツ、サッカーの普及や楽しさを支えてくださっている方々がたくさんいる事を見てきました。その一員として多くの場所で迎え入れて頂き、私自身はピッチ内外で伝える立場にあったにもかかわらずたくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまいました」と猛省していた。
サッカー日本代表の公式Xアカウントでは、12日午後にチャリティーオークション終了まで残り4日であることが告知。「サッカー日本代表OB 佐藤寿人さんの直筆サイン入りスパイクのほか、サイン入りユニフォームなど多数出品中です!」として、佐藤氏の画像をアップしている。
ただ、この投稿には「これ画像アップして良いのか?」「不倫した佐藤寿人が出てきて良いのか?」「もう前みたいな感覚で顔見れない」といった驚きや落胆の声が。「堂々としてりゃいいんだよ」「プライベートは関係ない」と、同氏を擁護するコメントも見受けられる。
一方、今年1月末に性加害疑惑が報じられた伊東は、AFCアジアカップ開催期間中での日本代表離脱を余儀なくされると、以降は代表に招集されず。森保一監督はメンバー発表会見で「彼を守るために招集しなかった」と説明しているが、ネット上では「伊東よりもスポンサーの意向を優先しているのでは?」といった批判が相次いでいた。
それだけに、今回のSNS投稿に対しても「佐藤寿人は良くて伊東純也はダメなのか」「これが許されるならば、伊東も代表復帰させるべき」「佐藤寿人を守るためにオークションは中止しましょう」と、ダブルスタンダードと主張する声も湧き起こっている。